相模トラフと呼ばれることが多い。相模湾に発し、房総半島・大島間を抜け、3つのプレート境界である海溝三重点(坂東深海盆)にいたる。相模舟状海盆は、フィリピン海プレートとユーラシアプレート(東北日本マイクロプレート)の境界でもある。元禄大地震(1703)、関東大地震(1923)など巨大地震の発生域である。トラフには東京海底谷、鴨川海底谷など多くの海底谷が流入している。[海6640、6603]